SUNRISE TO SUNSET


 Pay money To my Painのドキュメンタリー映画を観てきました。

深夜の新宿だったんだけど、PTPの服を着てる人もいて、俺と同じでずっとPTPが好きな人はいるんだと嬉しくなりました。

勢いのあるバンドのメンバーが集まるのは奇跡なんだと思います。

その奇跡がハマった時にファンがついて、CDをリリースして、大きな箱でライブをやれるんだと思います。

映画を観ている最中、昔やっていたバンドを思い出しました。

それこそ命をかけてやっていたバンド。

まぁ、文字通り本当に死にかけたりもしたんだけど笑

始まりがあれば終わりは必ずあるもの。

それも予期しないタイミングで。

そのバンドが終わった時の夜を思い出しました。

その時が初めて夢に敗れた瞬間でした。そして俺の青春の終わり。

最後のライブ、何も変わらない楽屋、いつもと同じリハーサル。

ステージに立ってもいつもと同じ。

ただ違ったのは、ファンの人が泣いていた事でした。

その時に初めてこれで終わるんだなと思いました。

俺たちは何も変わらないようにライブをしました。

そしてラストの曲が終わり、最後にバンド名を大きな声で叫びステージが終わりました。 

その後はなぜがファンの人の前に出る事が出来ませんでした。

ライブハウスを出てひたすら歩いて、これからの事も考えられずにボーッとしていました。

それこそ大きな穴が空いてしまったようで、どうにも頭が動かなかったのを覚えています。

帰ってそのままの朝、a quiet time.で演奏している「世界の果て」を作りました。

この状態で曲を作るという事は、自分はまだ歌いたいのだとその時に知りました。 

俺は今でも歌っています。

なんか話それたけど、凄く良い映画だったよ。

PTPファンになら絶対に見たほうがいい。

グッズが売り切れていて残念だったけど、活動停止してかなりの時間が経って、それでもこの人気は凄い。

音楽の力はすごいね。

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