音楽が終わった夜に


 辻仁成の「音楽が終わった夜に」というエッセイがある。

すごく好きで前にやっていたバンドのツアーや、ソロのツアーなどで持って行っていた。

静かな時に読もうと思って。

まぁ、残念ながら静かな時などなく、麻雀をやったり、苦情がくるほど部屋で騒いだりしていた。

だからツアーに持って行っても読んだ事がない笑

バンドマンは大体そんなもん。

辻仁成さんのやっていたエコーズ時代の話などが主に書いてある。

ライブ後のホテルで静かに過ごしている事が多く、それで小説を書き始めたらしい。

様々なエピソードから、ライブで出し切った後の気持ち良さがとても共感できる。

俺の歌の先生に、音楽には孤独が必要だと言われた事がある。

曲を作るにも、歌詞を書くにも、良いステージパフォーマンスにも自分と対話する時間が必要だと言いたかったのだと思う。

今は俺の中で色々な事が大きく変わる時。

しっかりと自分を見つめ、見失わないようにしていきたい。


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